医療費控除不妊治療には、とってもお金がかかるから・・・確定申告で医療費を取り戻そう!! <医療費控除って誰でも受けられるの?> もちろんOK。不妊治療費をはじめ、多額の医療費を支払った場合に、医療費控除を受けることができるよ。 <過去何年まで、さかのぼって申告できるの?> 申告をしていない人であれば、過去5年間さかのぼって申告できる。 <申告できる条件は?> 1年間の医療費が10万円を超えている場合、または 所得金額の5%を超えている場合に申告できるよ。 <用紙はいつ頃、どこでもらえるの?> 1月から最寄の税務署で(過去の申告用紙でもOK)。 返信用封筒を送れば、郵送もしてもらえるよ。 <準備するものは?> 申告用紙・領収書・源泉徴収票(会社からもらう)・認印・通帳・身分証明書 <質問は誰に聞けばよいの?> 最寄の税務署か税務相談室に。 <一連の治療が、年をまたいでいる場合はどうしたらいいの?> 医療費控除は、その年に支払った医療費の総額で決めるので、実際に医療費を支払った年(1月1日~12月31日)の分を申告しましょう。 <夫の虫歯の治療費も一緒に申告していいの?> OK!夫が生計を共にしている家族であるならば、認められているよ。家族の通院費・治療費などの請求書も1年きっちりと保存を! <「家族」の医療費はどこまでが家族?夫以外の同居人については?> 家族とは、「生計を1つにする親族」。同世帯で暮らしている父母、祖父母の通院費や治療費も含まれる。 <籍は入れていないけど、一緒に暮らしている彼は?> 法律上、夫と認められないため、同棲中の彼の分はまとめて申請できません。 残念だけど・・・。 <レシートや領収書を無くしてしまったら?> 基本的にレシートや領収書が無いと医療費控除は認められません。 再発行してもらえるように頼んでみましょう。 以前、お願いしたら、快く再発行してもらえました。 <書類は郵送でも良い?> 郵送でもOK。自分の住所を管轄している税務署に送ること。 領収書も忘れずに同封してね。 <申請したら、いつ頃お金が戻ってくるの?> 還付だけの申告なら、1月のお正月休み明けから、受付開始。 1ヶ月後には還付されます。2月中中旬以降は込むそうです。 <誰の名前で申請すればいいの?> 共働きの夫婦の場合、収入の多い方で申告した方が還付金も多くなります。 <医療費として認められるものは何?> 通院している病院までの交通費・・家計簿や手帳にしっかり記帳しておいてね。 夫の歯の治療代・子供が風邪をひいた時の診療代等 子供の歯の噛み合わせが悪く矯正をした時の治療代 薬局で治療目的のために購入した薬代 病気の治療・療養のために、医師の指示で購入した医薬品代 (松葉杖や義歯などの購入費も可能) 治療後、急に気分が悪くなり、電車やバスが使えず、タクシーを使ったときの料金 入院中の食事代 <医療費として認められないものは何?> 視力低下で思い切って買ったブランド物の眼鏡(着用で視力が戻るわけではない為) マイカーで通院している場合のガソリン代 健康維持の為薬局で購入した健康ドリンク代 1日がかりの病院での検査の為の昼食代 入院準備に購入したパジャマ代 美容整形の費用 不妊のことを勉強しようと思って購入した書籍代 妊娠判定薬代 戻ってくるのは、わずかだけれど 1年間頑張った2人へのご褒美に・・ 今年の分の治療費に・・ 何に使うかはあなたの自由。 参考文献:「赤ちゃんが欲しいNo6」 |